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爆走兄弟レッツ&ゴー!!GIRL
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 Introduction

 火花を上げ、タイヤを軋ませて1台のマシンがコーナーを駆け抜ける。そのすぐ後を追走するレーサー。やがて見えなくなる…。

 そんなふうに後ろ姿を見送るようにして、「レッツ&ゴー!!」が放送を終了してもうすぐ半年。もちろんマシンもレーサーも、走るのを止めていない。が、ここではない、何処か別の場所を走っている彼らを想い、レース後の余韻に浸っていた観客も、やがてその場を去って行く。空のスタジアムが観客の足を繋ぎ止めることは、できないのだ。

 多くのアニメーション作品がそうであったように、「レッツ&ゴー!!」もまた、今がそんな時なのだろう。観客が姿を消し、スタッフも会場を引き揚げ、新しいレースの準備を始める。フツウはそうだ。客席の熱狂と対照的に、スタッフは冷静に自らの職務を果たす。そうでなければ、彼らの仕事は務まらないから。ところが「レッツ&ゴー!!」は、他の作品よりも幸運なことに、スタッフにとっても観客と同じ位強く、熱狂の対象として存在していた。

 1999年4月1日、ドラマCD「レッツ&ゴー!!GIRL」発売。空だったスタジアムの片隅に、ひとつの明かりが灯った。あのときの熱を忘れていないスタッフが、多くの人々の協力を得、苦労の末、再び灯したのだ。観客たちは、戻ってくるだろう。かつての勢いとは行かないが、閑散とした今のスタジアムの、それも片隅を埋めるのには、これくらいでちょうどいい。そしてこの観客たちは既に知っている。なぜわざわざスタッフが、自分たちの力で再び観客を呼び戻そうなどという、酔狂なマネをするのか。そんなスタッフの行いに対し、かつて観客であった自分たちは何ができるのか、その答えを。

吉澤範人



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